よくあるご質問にお答えします。
★「パート・ド・ヴェール」とは…?
ガラスの技法で、鋳造法の一つです。「ガラスの練り粉」という意味の仏語です。
作り方を簡単に説明すると…
1−ガラスにしたい形を粘土などで作り、耐火石膏で雌型を取る。
2−型から粘土を取り除いた後、中に砕いたガラスの粒や粉を詰めて電気炉で焼く。
3−熔けたガラスは粘土で作った形のとおりに流れていく。冷ました後、型からガラスを取り出し、磨いて、ガラス作品の出来上がり!
熱いガラスには触れないので、自分のペースでゆったりと制作に取り組めます。
★「キルンワーク」とは…?
電気炉(=キルン/kiln)を用いて制作するガラス技法の総称です。
アトリエ グラスバードでは、主に次のような技法で制作をしています。
●「パート・ド・ヴェール」…幅広い造形が可能。粘土で元になる形(原型)を作ることが多いので、陶芸のような手づくり感のあるやわらかい表情のガラスができます。。
●「キルン・キャスティング」…ガラスの透明感を生かした鋳造法です。固まりのような重厚感のある作品に向きます。
●「スランピング」…板状のガラスを熱で曲げます。
●「エナメリング」…エナメル絵付けとも呼ばれます。デザインした絵や模様を顔料でガラスに描き、焼き付けます。
そのほかの技法も適宜取り入れています。
★ ガラス教室ではどんなものが作れますか?
・アクセサリーのような小物
・お皿や鉢などの食器
・花器やオブジェ、など…いろいろ作れます。
そのほか幅広い制作が可能です。
★ はじめてガラスを作るのですが…!?
大丈夫です。
簡単な作り方から始めるので、初めてでも気軽に取り組めます。
カリキュラムに沿って作り方を覚えていくと、次第に複雑なものも作れるようになります。
少人数制なので、初心者から経験者の方まで、個々のペースに応じた丁寧な指導を行っています。
★ガラスを作るのは熱そうですが…
熱くありません。
「キルンワーク」の技法は、熱を加えるのは電気炉に入れて焼くときだけです。陶芸のような感じですね。
型を作ったり、ガラスを磨いたり、机の上でできることが多いです。
★体験教室はなぜ2回なのですか?
「パート・ド・ヴェール」はガラスを焼成するので、焼く前の制作で1回、焼いた後の仕上げで1回、最低2回が必要になります。
一番楽しいのが、焼きあがったガラスを型から取り出す時!どんなふうに焼けたのか、ドキドキ、わくわくしながら、見てくださいね!
※時間の取れない方には1回のみの体験(作品は仕上げた後にお届け)も可能です。ご相談ください。
ご質問がありましたらお尋ねください。